1.5℃目標に向けたCO₂排出量の進捗報告(2025年7月時点)

北冷蔵は、温室効果ガスの排出削減において、科学的根拠に基づく取り組みを継続しています。

2024年、当社はSBTi(Science Based Targets initiative)より、地球の平均気温の上昇を1.5℃以内に抑えるために必要な水準と整合した排出削減目標であると認定を受けました。

この認定は、企業活動における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みが、国際的な科学的基準に適合していることを示すものであり、現在のSBTiにおける最も厳格で意欲的な目標設定水準とされています。


1.5℃目標とは?

「1.5℃目標」とは、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃以内に抑えるという国際的な目標であり、これを超えると気候変動による深刻な影響が拡大するとされています。
企業に求められる排出削減水準は、業種や規模に関わらず、平均して毎年4.2%以上の排出強度削減または2030年までに90%以上の総排出量削減が必要とされています。

北冷蔵では、2022年を排出量の基準年と定め、冷蔵設備や電力の改善を中心とした対策を実行してまいりました。

進捗状況(2025年7月時点)

先月に引き続き当社では、Scope 1(自社設備等による直接排出)および Scope 2(購入電力由来の間接排出)の合計を対象に、温室効果ガス排出量をモニタリングしております。

2025年7月までに集計したデータに基づき、2022年の基準年と比較した排出量の進捗は以下の通りです:
  2022年7月時点(基準年) :235トン(CO₂換算)

  2025年7月時点      :115トン(同)

  削減量      :115トン

基準年との比較グラフ

下図は、Scope1およびScope2の合計排出量について、2022年と2025年7月時点の値を比較したグラフです。
明確に、排出量が大きく削減されていることが視覚的にもご確認いただけます。

持続可能な社会への貢献

この取り組みは、単なる企業活動の枠を超え、地域社会および持続可能な地球環境への貢献でもあります。
今後も透明性を大切にしながら、より良い未来に向けた努力を継続してまいります。