
北冷蔵は、温室効果ガスの排出削減において、科学的根拠に基づく取り組みを継続しています。
2024年、当社はSBTi(Science Based Targets initiative)より、地球の平均気温の上昇を1.5℃以内に抑えるために必要な水準と整合した排出削減目標であると認定を受けました。
この認定は、企業活動における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みが、国際的な科学的基準に適合していることを示すものであり、現在のSBTiにおける最も厳格で意欲的な目標設定水準とされています。
1.5℃目標とは?
「1.5℃目標」とは、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃以内に抑えるという国際的な目標であり、これを超えると気候変動による深刻な影響が拡大するとされています。
企業に求められる排出削減水準は、業種や規模に関わらず、平均して毎年4.2%以上の排出強度削減または2030年までに90%以上の総排出量削減が必要とされています。
北冷蔵では、2022年を排出量の基準年と定め、冷蔵設備や電力の改善を中心とした対策を実行してまいりました。
進捗状況(2025年10月時点)
先月に引き続き当社では、Scope 1(自社設備等による直接排出)および Scope 2(購入電力由来の間接排出)の合計を対象に、温室効果ガス排出量をモニタリングしております。
2025年10月までに集計したデータに基づき、2022年の基準年と比較した排出量の進捗は以下の通りです:
2022年10月時点(基準年) :376トン(CO₂換算)
2025年10月時点 :185トン(同)
削減量 :231トン
基準年との比較グラフ
下図は、Scope1およびScope2の合計排出量について、2022年と2025年10月時点の値を比較したグラフです。
明確に、排出量が大きく削減されていることが視覚的にもご確認いただけます。

10月における排出削減の成果
2022年の基準年と比較すると、当社では10月が年間を通じて最も二酸化炭素排出量の多い月となっていました。
しかし、2025年の同月においては、その基準年の中でも最も排出量が少なかった月をさらに下回る数値を達成することができました。
冷蔵倉庫というエネルギー使用量の大きい業種において、この結果は非常に大きな成果であると考えております。
これは、設備面での省エネルギー化に加え、社員一人ひとりが日常業務の中で環境負荷の低減を意識した取り組みを継続してきた結果であり、地道な改善の積み重ねが確実に成果として表れてきたものです。
北冷蔵では、今後も短期的な削減目標だけでなく、長期的な視点で持続的なエネルギー効率の向上を図りながら、1.5℃目標の実現に向けた取り組みを進めてまいります。