
12月版 月次CO₂排出量報告
北冷蔵は、温室効果ガスの排出削減において、科学的根拠に基づく取り組みを継続しています。
2024年、当社は SBTi(Science Based Targets initiative)より、
地球の平均気温の上昇を 1.5℃以内に抑えるために必要な水準と整合した排出削減目標であると認定を受けました。
この認定は、企業活動における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みが、
国際的な科学的基準に適合していることを示すものであり、
現在のSBTiにおける 最も厳格で意欲的な目標設定水準とされています。
1.5℃目標とは?
「1.5℃目標」とは、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃以内に抑えるという国際的な目標であり、
これを超えると、気候変動による深刻な影響が一層拡大するとされています。
企業に求められる排出削減水準は、
業種や規模に関わらず、平均して毎年4.2%以上の排出強度削減、
または 2030年までに90%以上の総排出量削減が必要とされています。
北冷蔵の取り組みと基準年
北冷蔵では、2022年を排出量の基準年と定め、
冷蔵・冷凍設備の効率改善や電力使用の最適化を中心とした対策を継続的に実施してきました。
進捗状況(2025年12月時点)
当社では、Scope1(自社設備等による直接排出)および
Scope2(購入電力由来の間接排出)の合計を対象として、
温室効果ガス排出量の月次モニタリングを行っています。
2025年12月までに集計したデータに基づき、
2022年の基準年と比較した排出量の進捗は以下の通りです。
- 2022年12月時点(基準年):37.255 t-CO₂
- 2025年12月時点 :28.428 t-CO₂
- 削減量 :8.826 t-CO₂
基準年との比較
下図は、Scope1およびScope2の合計排出量について、
2022年12月と2025年12月時点の値を比較したものです。
冬季の稼働が本格化する時期においても、
排出量が着実に抑制されていることが視覚的にも確認できます。
2025年12月の排出量の状況
2025年12月のCO₂排出量(Scope1+Scope2合計)は
28.428 t-CO₂ となりました。
基準年である 2022年12月の排出量 37.255 t-CO₂ と比較すると、
8.826 t-CO₂の削減が達成されています。
これは、単月ベースで約24%の削減に相当し、
冷蔵・冷凍倉庫というエネルギー集約型事業において、
繁忙期と重なる12月としては意義のある成果であると認識しています。
冬季・繁忙期における考察
12月は、外気温の低下に加え、年末需要による入出庫量の増加など、
冷凍・冷蔵設備への負荷が最も高まりやすい時期です。
そのような環境下においても、
基準年と比較して排出量削減を維持できていることは、
これまで実施してきた設備改善や運用面での工夫が、
一定の効果を発揮している結果と捉えています。
一方で、冬季は排出量が増加しやすい構造的な要因も多いため、
今後も月次でのデータ分析とモニタリングを継続し、
安定的な削減の定着を目指して取り組んでまいります。
基準年との比較グラフ
下図は、Scope1およびScope2の合計排出量について、2022年と2025年12月時点の値を比較したグラフです。
明確に、排出量が大きく削減されていることが視覚的にもご確認いただけます。
